MORNING
JOURNAL📃
ランニングから始まるすこやかな朝。早起きが自分らしい日々の“リズム”をつくる

MIAN FUJIMURA

サニーサニーサイドアップ PRディレクター
「朝を活動的に過ごすことが、一日のリズムを作っています」——こう語るのは、サニーサイドアップのPRディレクター、藤村美杏さん。学生時代に10年間続けた陸上競技への情熱は、社会人になった今も衰えることはなく、「走ること=自分らしさ」だと語ります。会社員として忙しい日々を送りながら、インフルエンサーとしても活躍する美杏さんは、朝の時間をどのように過ごし、一日のはじまりを彩っているのでしょうか。
MIAN FUJIMURA

一日のスタートを彩る、美杏さんの朝のルーティン

—— 普段はどのようなスケジュールで生活していますか?

いつも9時から10時には出社して、帰宅するのは21時くらいです。基本的に土日休みですが、イベントがあれば土日に働くこともあります。時期によって忙しさが違って、繁忙期は遅くまで働くこともありますし、そうでない時期は自分の時間が自然と多くなります。週の半分は会食や夜のランニングに行くことが多いので、帰宅する時間が23時を過ぎることもあります。

理想的な睡眠サイクルは、夜12時前に寝て朝6時に起きること。早起きをして朝ランニングをすることが、今の私が最も気に入っている朝の過ごし方です。

—— 早起きの習慣は昔からですか?

学生時代は朝練で早起きすることが多かったので、朝型でした。でも、社会人になってからは周りの影響が大きいかもしれません。会社の社長がとても早起きで、Slackに『おはようチャンネル』があるんですが、いつもそこで早起きのメリットを教えてくれるので、会社でも朝方の人が増えています。

休日は、友人やランナー仲間とよく走りに行きます。ランニングコミュニティの人たちは朝がとても早いので、逆に休日はかなり早起きになります。笑 そこで「休日にできるなら平日も早起きできるんじゃないか」と思うようになって、それからは平日もできるだけ早起きすることを心がけるようになりました。
 

美杏さんの朝のルーティン

6:00 起床、仕事のメールチェック
6:10 ウェアに着替えて川沿いをランニング
6:45 帰宅
6:50 洗濯機を回している間にシャワーを浴びる
7:00 スキンケアなど
7:20 朝食
8:00 朝食を食べ終わり、洗濯物を干す
8:30 身支度
9:00 仕事の準備 or 出社

——毎朝のルーティンを教えてください。

朝起きて仕事の連絡をチェックしたら、すぐに着替えて、日焼け止めも塗らずに帽子だけ被って走りに行きます。家の前で準備運動をして、近くの川沿いを5kmほど走る。時間に余裕がある時や調子が良い時は、10km走ることもあります。

帰宅したら、さっとシャワーを浴びてスキンケア。シャワーを浴びている間に洗濯機を回すことも多いです。その後、朝ごはんを食べます。外で買うこともありますが、早起きをするようになってからは、毎日ちゃんと朝ごはんを作るようになりました。あと、必ずやっているのはベッドメイキング。高校生の頃、「ベッドメイキングをやると幸福度が上がる」と本で読んで以来、ずっと続けています。

朝ごはんの定番は、目玉焼きとコーヒー。最近は、クリームチーズをたっぷり塗ったパンに、ももハムの切り落としをのせたオープンサンドがマイブーム。「これまで、朝ごはんを抜いたことはありません(美杏さん)」

朝ごはんを食べ終わったら洗濯物を干して、身支度をします。朝に洗濯物を片付けると気持ちがいいですよね。その後、リモートワークの場合は仕事の準備をして、出社の場合はそのまま家を出ます。これが、私の朝のルーティンです。 

朝のルーティンが、“一日のリズム”をつくる

——これまでに、走らない期間はあったのでしょうか?

実は、大学の陸上競技を引退してから社会人になるまで、ずっと走らない期間がありました。でも、社会人になってから挑戦したマラソンで全然走れず悔しくて、そこからまたランニングを再開しました。今思うと、走っていなかった期間は、なんだか自分じゃない感覚でしたね。今の方が一日の中にすごくリズムがあって、充実している感覚があります。なので、5日間くらい走らない日が続くとモヤモヤします。笑

——活動的な美杏さんですが、早起きができない時や、朝ランニングができない時もありますか?

もちろんあります。でもそんな時は、「夜にやればいい」と気持ちを切り替えることが多いですね。昔は「今月は何キロ走る」と自分を縛っていたこともありましたが、それだとなかなか続かなくて。それからは、自然と走りたい時に走るようになりました。無理をせずに向き合うことで、気づけば朝のランニングが習慣になり、結果的に長く続けられています。

走る時は、Podcastを聴きながら考え事をすることが多いという。「走りながら会話を聴く方が、インプットできる感覚があります(美杏さん)」 

——朝のルーティンが確立されてから、心や身体に感じるポジティブな変化はありましたか?

やっぱり、朝早く起きて活動すると集中力も高まりますし、仕事も捗ると感じます。ランニングに関しても、みんなが動き出し始めている時間帯に、「私はもう私10km走り終わったんだ」という達成感のような気持ちよさがあります。自己肯定感が上がりましたね。

あとは、走っている間にPodcastを聞いたり考え事をしたりすると、仕事のアイディアが浮かんだり、「こんなこともできそう」などとプラスの考えが浮かんできます。今のルーティンを取り入れるようになってから、仕事やプライベート、キャリアについて前向きになれている感覚があります。
 

——美杏さんにとって、“朝の時間”とは?

“一日のリズム”を作ることができる重要な時間です。

朝にインプットの時間を持ちたい。暮らしとキャリアは、次のステージへ

 

——朝の時間をより充実させるために、今後取り入れてみたいことはありますか?

読書や英語の勉強を取り入れたいです。学生の頃はドイツに交換留学していたのですが、授業は英語で受けていて、友人とも英語で会話をしていました。その頃に培った英語をさらに伸ばしていきたいと考えています。毎日じゃなくても、朝の時間に少しずつインプットの時間を取り入れられると、より充実した朝の時間を過ごせそうです。 

——今後の展望を教えてください。

今はスポーツ分野のPRや、Instagramを使ったランニングメインの発信を行っていますが、これからも「スポーツ×〇〇」で楽しいことを追求していきたいですね。ずっと働きたかった会社で働けていることに感謝しながら、さまざまな経験を積んでいけたらと思っています。

藤村美杏
サニーサニーサイドアップ PRディレクター

大学卒業後、株式会社サニーサイドアップに新卒で入社。主にスポーツ関連のPRやメディア、インフルエンサーマーケティングを担当。2023年、一本のリール動画からInstagramのフォロワーが急増し、副業としてインフルエンサー活動を開始。現在は、約6万人のフォロワーを抱える人気インフルエンサーに。その他、モデル活動やスポーツブランドメーカー「On」のPRアンバサダーも務める。

Instagram

Staff Credit

Interview

&Written by Yukari Fujii

Photographed by Ayato Ozawa

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